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NFC認証 · タグ製造からオンライン検証まで

NFCで偽造品対策を始めるには、認証システムの自社開発が必要?

顧客が商品を確認できる仕組みを、自社で検証システムを開発・運用せずに導入できます。BrandGuard™がタグ製造、セキュアエンコード、オンライン検証を担い、検証に成功した後は、ブランドの自社サイトへの案内も可能です。

安全なNFCタグの読み取り、BrandGuard™による検証、自社サイト内の公式パネル表示を示すサービスの流れ

NTAG® 424 DNAを偽造品対策に取り入れるには、タグを選ぶだけでなく、設定からオンライン検証、結果表示までの仕組みを整える必要があります。自社サイトがある場合も、タグの設定を誰が担い、読み取り情報をどこで検証し、何を根拠に結果を表示するかを決める必要があります。

ブランドが自社で検証システムを開発する方法もあれば、タグ供給とオンライン検証を同じサービス会社に依頼する方法もあります。後者では、複数の会社との調整にかかる負担を減らせます。

BrandGuard™では、タグ製造、セキュアエンコード、オンライン検証を一連のサービスとして提供できます。検証後は、事前に合意したブランドのページへ案内することも可能です。

自社サイト内にもその検証結果を表示したい場合に使うのが、BrandGuard™の埋め込み型認証パネル「ProofWidget」です。ブランドのページ内で、BrandGuard™の公式の検証結果を確認できます。商品紹介はブランドが管理し、パネル内の結果はBrandGuard™が提供します。検証サービスへの接続と結果表示を担うため、その部分を自社開発する必要はありません。組み込みと有効化は案件ごとに行います。

タグの購入だけで終わらない、一貫したサービス

顧客向けのNFC認証サービスには、商品に合うタグ、安全な設定、商品情報との関連付け、読み取り情報を検証するサーバーが必要です。タグに設定する内容とサーバーの検証ルールを合わせることで、実際に使える仕組みになります。

BrandGuard™の包括的なNFC保護サービスでは、タグ製造、セキュアエンコード、オンライン検証を、合意した範囲でまとめて提供します。NTAG® 424 DNAを採用するために、ブランドが認証基盤を一から開発・運用する必要はありません。

顧客は対応するNFCスマートフォンをタグにかざし、端末の案内に従ってブラウザーを開きます。専用アプリや認証コードの手入力は不要で、結果をオンラインで確認できます。

すでに自社の検証システムがある場合は、タグ供給とセキュアエンコードを、そのシステムの設定に合わせて検討できます。ここで扱うのは、オンライン検証もBrandGuard™に任せるサービスです。

本物のタグでも、商品との対応が間違っていてはいけない

同じブランドが、よく似たボトルで2種類の香水を販売しているとします。タグ自体が本物でも、別の香水の情報を表示してしまえば、顧客を誤解させます。認証の正確さを考えるとき、チップだけを見ていては足りません。

BrandGuard™のセキュアエンコードは、URLを書き込むだけの作業ではありません。案件の仕様に従ってタグごとの認証用情報を設定し、タグの識別情報を対応する商品記録に関連付けます。オンラインでは、認証情報と登録済みの商品との関係を確認します。

タグ供給、書き込み、検証サーバーをつなぐことで、顧客が手元の商品と照らし合わせられる情報を提供します。ただし、システムが確認できるのは、登録されたタグと商品情報の対応です。元の商品情報が誤っていたり、別の商品にタグを付けたりすれば、システムが自動で誤りを修正することはできません。製造・納品時の商品情報と取り付けの確認も欠かせません。

オンラインでは何を検証するのか

一般的なNFCタグでもブランドの公式サイトは開けます。その固定URLを別のタグにコピーすれば、同じページが開く場合もあります。ブランドのロゴが表示されたことや、番号がデータベースに存在したことだけでは、タグの認証にはなりません。

適切に設定したNTAG® 424 DNAは、読み取り時にAES-128暗号技術で保護された認証情報を生成できます。BrandGuard™はその情報をサーバーで検証し、登録されたタグと商品との関係も確認します。公開された番号や固定URLをコピーするだけでは、同じように有効な新しい認証情報は作れません。

検証はBrandGuard™のサーバーで行います。公開ページに検証用の鍵を置いたり、書き換え可能なURLの値からページ側が成功と判断したりする必要はありません。画面に表示する結果は、サーバーによる認証情報の検証に基づきます。

確認できないことと、偽物であることは違う

スマートフォンでタグを読み取れないことも、途中で通信が切れることもあります。この場合は認証のための情報が足りません。情報が足りないまま認証成功と表示することはできませんし、確認できなかっただけで偽物と判断するのも適切ではありません。

有効な認証用情報がない場合、公式パネルは認証成功を示さない中立の状態を表示します。ブックマークから商品ページを開いた場合も、新たにNFCを読み取ったわけではありません。商品説明やサポートは利用できても、今認証が行われたようには見せません。

届いた認証情報が検証を通らなかった場合は、タグからの情報の正当性を確認できていないため、成功とは表示できません。再読み取りやブランドへの問い合わせなど、次に取れる行動を分かりやすく案内する必要があります。具体的な表示は、案件で有効にする公式の状態表示に従います。

包装の状態とタグの認証も区別します。顧客が本物の商品を自分で開封すれば、対応する封緘タグは開封状態を示しても、タグの認証自体は通る場合があります。この違いを伝えることで、異常への注意を促しながら、正規購入者の不安も抑えられます。

認証するタグを、守りたい商品から離れにくくする

暗号技術で確認するのはタグからの認証情報です。そのタグが本物の商品から取り外されたかどうかまで、単独で判断できるわけではありません。認証結果を実物の保護につなげるには、タグの材料や取り付け方も重要です。

BrandGuard™では、セキュアNFCラベル開封検知シール熱圧着式の衣類用バッジなどを提供しています。きれいに剥がして再利用されるリスクには、剥離時に壊れやすい材料や固定構造を検討します。開封を確認したい場合は、実際に開ける場所を封緘する必要があります。

接着面、液体、金属、洗濯、摩耗などによって適切な設計は変わります。読み取り性能と取り付け方は、実際の商品で確認する必要があります。また、タグでボトル内の成分を検査することはできません。物理的な保護とオンライン検証の両方を考慮して設計します。

自社サイトの中に、BrandGuard™の公式結果を表示する

確認が終わった後も、顧客との接点は続きます。BrandGuard™が提供する結果ページを使う方法のほか、検証に成功した顧客を承認済みのブランドサイトや商品ページへ案内する方法があります。そこで使用方法、ブランドの紹介、公式ストア、アフターサービスを提供できます。

ProofWidgetは、BrandGuard™の検証結果を自社サイトに表示する埋め込みパネルです。商品情報やページ全体の構成はブランドが管理します。パネル内には、BrandGuard™が提供する検証結果と時刻を表示し、対応する場合は包装の状態も表示します。対応する検証の結果を示すためのものであり、常に「認証済み」と表示する画像とは異なります。

パネルの状態と文言はBrandGuard™が管理します。ブランドはサイトのコンテンツを運営し、認証の成否や結果表示のルールを自ら実装する必要はありません。会員、ポイント、注文管理などとの連携は、別途合意する範囲です。

ProofWidgetのコア機能と組み込み例は用意されていますが、最初から有効になっているわけではありません。導入先のブランドサイトでは、ドメインの確認、ページへの組み込み、明示的な有効化、実際のスマートフォンとブラウザーでの導入時の動作確認が必要です。コードの実装と各社サイトでの本番稼働は別の段階です。

認証後の行き先にも、確認が必要

ProofWidgetの導入では、ブランドが対象ドメインを管理していることを確認し、対象のHTTPSサイトと遷移先を承認します。認証後のアクセスを、事前に確認した行き先に限定するためです。別のサイトにコンポーネントをコピーするだけでは、そのサイトで利用できるようにはなりません。

導入規定では、認証用情報や保護対象の商品情報を、アクセス解析や画面操作の録画ツールに収集させないことを求めています。認証に使う情報が無関係なツールに渡らないよう、公開前にも確認します。

導入時には、リンクのコピー、ページ更新、認証用情報の期限切れ、未承認サイト、結果を取得できない場合の動作も確認します。有効な結果がない場合は、商品ページを使える状態に保ち、認証成功を示さない中立の表示にします。これらは実際の導入先で確認すべき事項で、デモで一度成功しただけでは本番での動作を保証できません。

NFC認証サービスについてのよくある質問

NTAG® 424 DNAを使うには、自社の認証基盤が必要ですか?

必須ではありません。BrandGuard™の包括サービスでは、タグ製造、セキュアエンコード、オンライン検証を提供できます。すでに自社の検証基盤があれば、タグ供給と書き込みに絞った構成を検討できます。

既存の自社検証システムに、タグを接続できますか?

案件ごとに確認できます。別途提供するタグ供給・セキュアエンコードサービスでは、合意した設定で導入企業の検証基盤との接続を検討します。BrandGuard™が検証も担当する本文の包括サービスとは異なります。

顧客はアプリを入れる必要がありますか?

ここで説明するNFCからブラウザーへの流れでは、専用のBrandGuard™アプリは不要です。対応するNFCスマートフォンと通信環境が必要で、実際のタグ、取り付け位置、端末、ブラウザーの組み合わせを公開前に確認します。

ProofWidgetは認証結果を自由に作れるAPIですか?

いいえ。ProofWidgetは、BrandGuard™が結果、文言、公式表示を管理する埋め込みパネルです。認証結果だけを受け取り、独自の判定画面に表示するための単独APIや、公式表示を完全に外すサービスではありません。パネル以外のデータ連携は別途確認が必要です。

パネルは何語に対応していますか?

ProofWidget V1の対応言語は英語と中国語です。日本語やスペイン語のサイトでサービスを紹介できても、パネル自体がその言語に対応しているとは限りません。追加言語は別途確認が必要で、提供済みではありません。

導入後の検証サービスは誰が運営しますか?

包括サービスではBrandGuard™がオンライン検証を担当し、ブランドがNFC検証基盤を自社運営する必要はありません。契約期間、サポート範囲、変更対応は案件ごとに合意します。現行資料は無期限の提供や無停止を保証するものではありません。

サービス・技術資料

  1. BrandGuard™:包括的なNFC検証サービス
  2. BrandGuard™:セキュアNFC検証ガイド
  3. NXP:NTAG® 424 DNAデータシート

2026年9月10日、現行のサービス資料とProofWidget導入ガイドに基づき確認。ブランドサイトでは、組み込み、有効化、導入時の動作確認が必要です。本文の例は原理の説明であり、顧客への導入実績を示すものではありません。

商品を確かめた後も、顧客とブランドをつなぐ

タグ製造、セキュアエンコード、オンライン検証、自社サイトでの公式表示まで、商品の用途に合うサービスを一緒に検討します。

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